薄毛有効成分 フィナステリド(商品名:プロペシア)の効果

フィナステリド(商品名:プロペシア)は、男性型脱毛症に非常に有効な服用タイプの治療法です。フィナステリドは、商品名では「プロペシア」と呼ばれており、「飲む育毛剤」といわれています。

フィナステリド(プロペシア)とは?

フィナステリド(商品名:プロペシア)とは、男性型脱毛症のための治療薬です。男性型脱毛症や前立腺肥大症を引き起こす原因であるジヒドロテストステロンという男性ホルモンが5α-リダクターゼという酵素によって作られることから、この5αーリダクターゼを抑える研究がはじまり、その後、米国のメルク社によって開発されました。

男性型脱毛症の治療薬では「プロペシア」、前立腺肥大症の治療薬では「プロスカー」という商品名を販売しています。日本では2005年に厚生労働省の承認によって発売開始されています。

2型の5α-リダクターゼを強力に抑制

テストステロンを脱毛作用があるジヒドロテストステロン(DHT)に変換させる5αリダクターゼという酵素には、「1型5αリダクターゼ」と「2型5αリダクターゼ」の2種類あることがわかっています。

このうち、1型は皮脂腺に多く存在して皮脂分泌に関与し、2型は毛乳頭に存在して男性型脱毛症(AGA)を引き起こすといわれていますが、フィナステリド(プロペシア)には、2型を70%程度抑制することができるといわれています。 (1型も30%程度抑制するといわれています)。

フィナステリド(プロペシア)の効果と副作用

フィナステリド(プロペシア)の効果

男性型脱毛による薄毛やハゲ、抜け毛の増加は、テストステロンから5α-リダクターゼという酵素によってつくられたジヒドロテストステロンが毛乳頭細胞内の男性ホルモンレセプターに作用して脱毛物質を産生することで引き起こされます。

そのジヒドロテストステロンに変換される5α-リダクターゼという還元酵素の働きを阻害するのがフィナステリドです。フィナステリドは、治療開始から4〜6ヶ月後から効果が表れ、1年後以降は安定して毛量が増加していきます。

フィナステリド(プロペシア)の副作用

・プロペシア服用初期段階では、ジヒドロテストステロン濃度が低くなって、ホルモンバランスを安定させようとテストステロン量が増えることがあり、テストステロン増加によって睾丸の痛みや違和感などの症状が起きることがあります。
・薄毛の進行を抑えたい場合は、プロペシアの使用を中止すると効果がなくなってしまうため、薄毛やハゲを予防したい場合は服用し続ける必要がありますが、服用期間が長くても副作用はないといわれています。
・プロペシア服用初期段階では、ごくまれに脱毛が進行する場合がありますが、一時的な症状であってプロペシア継続とともに改善されていきます。

フィナステリド(プロペシア)を処方してもらうには?

プロペシアは医師の診察が必要であり、ドラッグストアなどでは購入できません。医師が診察して、患者さんが男性型脱毛症と診断した場合のみにプロペシアが処方されます。また、ネットなどで個人輸入業者から購入することもできますが、その場合はすべて自己責任です。

フィナステリド(プロペシア)の注意点

肝臓病などの持病がある人はプロペシアの治療が出来ない場合があります。プロペシアは頭髪の脱毛作用があるジヒドロテストステロンという男性ホルモンを抑制する薬ですが、ジヒドロテストステロンは男子胎児や思春期前の男子の性器の発達に関与しています。

そのため、妊婦がプロペシアを服用すると出産した男児に外性器発達障害が発生する可能性があり、妊婦にはプロペシアは使用できません。また、成人していない男性もプロペシアは使用しない方が良いでしょう。